ひとつ前の愛車SuzukiST250eのメインテナンスやお出かけの記録です |
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![]() 2018/4/7 ネットで見つけた大阪の業者からST250E納車。メールで何度かやり取りしたが、とても親切で良心的なバイク屋さんだったので、決めた。ほぼ新車で値段は37万くらいだった。メーターは430km。早速家の周りを一周。久しぶりのクラッチ感覚。今までの250ccに比べ小ぶりに感じる。ちなみにPCXはバイク王に13万で売った。 4/8 昨日アマゾンで注文して届いていたキジマのリアキャリア(10,286円)を取り付ける。ボルトの位置が合わず、締めたネジをまた緩めたりして苦労しながら約2時間かかって成功。早速PCXの時付けていたボックスをつけて買い物へ。だんだんと慣れる。思ったよりスピードも出るし、トルクもある。やはり250ccだけのことはある。車体は少し小さく、シートが低いため足つきはよいが、チェンジペダルの位置が高く膝を少し曲げなければならない。ハンドルもW650に比べ低いので、少し前傾姿勢になる。長距離を走ると疲れるかもしれない。 4/11 天気が良かったので美星町まで足を延ばした。チェンジがまだ慣れず、ギクシャクすることも。坂道でもトルクがあるので結構余裕があるが、W650のことを思えばはるかに非力である。 4/13 遥照山の天文台まで走ってきた。とても快適。行く途中、対向してきたレーサータイプの派手なバイクがピースサインをしてくれて感激した。やはりPCXではありえないことだ。前傾が続くと時々まっすぐ背を伸ばしたくなる。時計が付いてなく不便なので、Wの時にも付けていた100均のデジタルの時計と取付用のマジックテープを買った。防水ではないので雨が降ったら外してポケットに入れればよい。 4/22 ガソリン給油サインの黄色いランプがついたため、初給油を行う。8.09L入り、トリップメーターは298qだったので、燃費は思ったより良く、L/約36qである。タンクは12L なので給油ランプがついてからでも100kmくらいは走れることになる。PCXのときはよく車に煽られたが、STになってからはないし、煽られたら一気に加速して引き離すことも可能である。今日はとても暖かかったせいか、たくさんのバイクを見た。 4/25 タンクに当たる膝がツルツルすべり、何となくしっくりこないので、ネットでニーグリップパッドを注文した。Wのときはあって当然だったので多分改善されると思う。それにクラシカルな雰囲気も醸し出されるかもしれない。楽しみだ。次はメットを買わなくては。 4/26 アマゾンで頼んだニーグリップパッドが来たので早速取り付けた。GBクラブマン用なのでぴったりとは合わなかったが、いい感じになった。実際使ってみると膝がしっかり固定するが・・・。まあ慣れたらもっと良くなると思う。 4/27 天気が良いようなので少し遠出をしようと思い、行き先を思案したがPCXでは通れなかった尾道バイパスを走り、三原の筆影山を目指すことにした。風が強く少しフラフラしたが、80〜90kmでも結構安定し、振動がすごいといろいろ書いてあったがそうでもなかった。ただ80を超えるとミラーが少しブレた。往復100km近く走ったが、Wより疲労度は高く、帰ったらぐったりした。クラッチが重たく感じ、明日は左手が痛くなるだろう。やはりこのバイクはゆっくりトコトコと走るタイプなのだ。ニーグリップパッドの効果はよく分からなかった。 5/1 今日から5月になり、気温も28度と夏の陽気。そこで、フルフェイスからジェットへと衣替えをしたいが、如何せん今のジェットはPCXを買ったときに車体に合わせた赤いおもちゃのようなものだから新しく買うことにした。ネットで調べたらサンバイザー付きのものがあり、夏の日差し除けにいい。SHOEIのものが良かったが値段が3万以上したので、南海部品に行き迷った挙句、同等の機能のZEUSという南海オリジナルの15000円くらいのものを買った。そんなことならPCXのときにいいものを買っておけばと後悔するが、いつだってこういうパターンだ。安物を買って結局は損をしている。 早速かぶって走ったが、サンバイザーが実にいい。眩しさがまったく違う。サンバイザーは左手で小さなノブを操作するのだが、慣れていないので少々難しい。さあ、ツーリングに行くぞ! 5/4 2回目の給油。300qくらいでランプが着き、L37qだった。STのいいところは給油サインのランプが着くことだ。今までのバイクはほとんどがリザーブ方式で、走行中にガクッとスピードが落ちてきたらリザーブスイッチのノブを回してリザーブタンクに切り替えるのだが、高速走行中など危険だし、最大の欠点がリザーブ状態のまま気づかずに走ってガス欠になることだ。Wのとき2回ほどそうなりガソリンスタンドまで必死で押して歩いたことがあった。 また、STはFIのためキャブが電子制御されており、チョークを引かなくてもいいことだ。冬になってみないと分からないが、かなり楽なことは間違いない。総走行距離が1000qを超えたのでオイル交換をしなくてはならない。 5/8 「残念な生き物ならぬ乗り物」STはなんでこういう設計をしたのか、というオーナーが誰しも感じる残念なところが多々ある。スピードメーターのチープさや、後ろのウインカーの位置、センタースタンドがない、タコメーターがない、などなど。その一つがヘルメットホルダーである。PCXのときは別に自前でハンドルバーにホルダーをつけてそこにかけていた。STでは最初ミラーに乗っけていたが、Wのときにそうしていたら何度かメット(カブト製)が地面に落ちてどこか(ベンチレーターの蓋?)欠けてしまったことがあったので、備え付けのホルダーに付けるようにしたのだが、その位置が悪くて中腰にならないと付けられない。そこでP(これからはこう呼ぶ)を売るときに外したホルダーをSTのハンドルにつけた。 だいぶ暖かくなったのでツーリングの計画を立てよう。1泊ぐらいでまだ行ったことのないところ。兵庫の山陰側、余部鉄橋のあたりはどうだろうか? 5/9 1000kmを超えたのでオイル交換をしに近所のスズキのバイク店に行った。快くやってくれると思ったが、意外なことにネットで買ったと言うと、整備や修理は買ったところでしてくれと言う。(大阪まで行けと言うんかい!)そんなに忙しそうな店には見えなかったが、自分のところで売ったバイクを扱うのに手いっぱいで余裕がないという。これからずっとこの店を贔屓にしようと思っていたが、今回は特別だと恩着せがましく言うので、二度とこの店には行くまいと思った。大体STを探していたころ、この店で聞くと、「STは生産終了なのでどこにもない」と探してくれることすらすらしなかったので「やる気があるのか?」と思った。そのうち潰れるに違いない。工場を見ていると、普通の客みたいな男2人が自分のバイクをばらして修理していたし・・・。 オイル交換はエレメント交換も含め4600円だった。ネットでやり方が載っていたので、次回からは自分でやろうと思う。暇だけはたっぷりあるのだ。わざわざ不快な思いをして店を儲けさせることはない。 5/11 Pの自動車税2400円の振込用紙が来たのでバイク王に送った。4/1時点で税金がかかるので、STは来年から払えばよい。バイク好きの元の同僚のKと教え子のNにバイクを買い替えたことを伝えた。 5/23 タンクの上に張ってある注意書きのシールがダサいので剥がすことにした。簡単にできると思っていたが、 念のためネットで調べるときれいに剥がすにはプラスチックのスクレーパーとシリコンオフというものがいるらしい。そこでユーホーに行き似たようなものを買ってきた。ネットでは割と簡単に剥がれていたが、やってみるとなかなか難しく15分くらいかかり、しかも跡が汚い。シリコンオフのスプレーを何度もかけては布で拭くのを繰り返し、やっときれいになった。チェーンカバーの大阪の業者名のシールも剥がそうとしたが同じように剥がれにくかったので、次回にまわすことにした。 5/25 3回目の給油。今回は早くから黄色のランプがつき、287kmで給油したら8.65L入り、L33kmと急に悪くなった。オイル交換のせいか? 6/4 久しぶりのプチツー。前から気になっていた「口和郷土資料館」に行ってきた。高速を走り、100kmでの走り具合を見るのも目的。11時半に家を出発。福山東から高速に乗り、松江道を通って口和インターで降りる。ほとんど80〜90くらいで走ったが、やはり車重が軽いせいか風に弱い。途中100kmまで出したが、ネットで書かれているように振動が酷いというほどではなかった。高速では車の流れについていくために、しょっちゅう後ろを気にするので乗ってて楽しくない。逆に高速を降りて田舎道を走ると、爽快でとても気持ちよく走れた。これからは、できるだけ高速を使わず、時間の制約があるときのみ使うことにしよう。インターを出るとき、ETCカードを使おうと財布を探したがなかった。(翌日家のカバンの中にあった。)やはり詰めが甘い。 資料館はインターを降りて5分くらいのところにあり、看板も多くすぐに分かった。客は誰もおらず、館長自ら中を案内してくれた。予想ではこじんまりしたオーディオ機器のコレクションの小部屋が一つあるくらいと思っていたが、元高校の分校の1,2階を全部を使った、すごい数のオーディオ・テレビ・ビデオ・カメラの宝庫だった。農具・民具なども田舎の資料館同様展示してあったが、一階には映画を上映できる部屋や、蓄音機や真空管アンプを使って音楽を聴く部屋もあった。また、そのすべてが実際に使用できるよう、修理されていることにびっくりした。聞くと館長はソニーの技術者だったので可能だったのだろう。1階の廊下にはジュークボックスが3台もあり(親切にもカバーを開けてオートチェンジャーの様子も見せてくれた。)その隣に見覚えのあるキャビネット式のステレオが置いてあった。よく見ると昔我が家にあったものと同じだった。そういうと実際にレコードをかけて音を出してくれた。回転に少しむらがあったが、かなりの迫力でびっくりした。思えばこのステレオのおかげでいろんな曲を聴き、音楽が好きになったのだった。 館長の奥さんらしき人がコーヒーと菓子まで出してくださり、気が付けば2時間以上いたのできりがないと思い、またゆっくり見させてもらいますと言って、おいとました。帰りに紹介されたふくふく牧場でチーズを買ったが、私はよほどの方向音痴なのだろう。そこに行くのに教えられた道を逆に走り、だいぶたって引き返したり、帰る途中でも何度か迷ったりした。そのため帰りは高速を使わずに、途中庄原のあたりで蕎麦屋でもあれば寄ろうと思っていたが、結局、時間がかかるので口和から世良まで高速を使った。2カ所道の駅に寄ったが、その時間では大した食事もできず、そんなに腹も減ってなかったのでそのまま一気に帰った。駅屋や神辺の方では夕方のラッシュにかかり6時半頃帰宅したころにはクタクタに疲れた。でも充実した一日だった。庄原方面はまだ開拓してなかったので、これからも行こうと思う。 ![]() ![]() 6/5 次の改造(カスタム化)予定。リアシートを外す。クラシックな感じになるはず。 6/7 3回目の給油をしたところ、とんでもないことが起こった。今回は口和まで200q以上走ったので、さぞ燃費が良かっただろうと、いつものセルフでいつものように給油量を見ながらついでいた。8Lを過ぎたところまだまだ止まらず、ついに10Lを超えたのでこれはおかしいと思ったと同時にガソリンがタンクからあふれ出していた。自動的に止まるはずが止まらなかったのだ。すぐに店員を呼んで抗議したが、ノズルの入れ方がおかしかったのではないかとかいうので、今まで同じようについでいたがこんなことは起こらなかった、と言っても埒はあかず、仕方なく引き下がった。これからは機械を信用せずに慎重に入れよう。確かに給油口からノズルを入れたとき、なにか浅かった気がした。 6/10頃 リアシートを取った。10mmと12mmのレンチを使いまずフロントをシートを外し、次にリアシートを外し、フロントシートを戻して完成。割と簡単だった。レトロな感じにはなったがリアボックスの位置が高いので少し浮いた感じ。こうなるとウインカーの位置をずらしてサイドバッグを付けたくなる。それにツーリングに行くときは荷物を括り付けられないので、なんとか考えなくてはならない。 6/28 前回、リアシートを外した時、リアキャリアのゆるみがないか確認したら、かなりネジが緩んでいた。振動が多いため定期的に締めないと危ないことになる。 次のカスタム化はシールドをつけたいのだが、なかなかいいものがない。まあ、ゆっくり探そう。 7/24 夏の強い日差しの中で半袖でバイクに乗るとき、信号で止まったりすると腕が日に焼けてチリチリと痛いほどである。そこで、アームカバーなるものをホームセンターの作業服の売り場で見つけ買って使用したところ、これがとても良い。汗が蒸発するときに気化熱で涼しい感じがする。何より日焼けしないのがいい。今日は青野まで猛暑の中走ったが少しも腕は暑くなかった。 7/30 一日クーラーの効いた部屋でダラダラと過ごしていたら、「このままではいかん。暑いけれどバイクに乗って山を走ってこよう」と182号線を北へ走った。前に2,3度走った三和から山野に抜ける道が涼しかったのでそこを目指した。しかし道の駅のすぐ北からの道は前に走ったはずなのにどうも様子が違う。あまりに狭く荒れた道なので、182に戻りもう少し先から入った。豪雨の跡がところどころにあり、小石や小枝はごろごろ落ちているわ、車は一台もすれ違わないわ、いつクマがでてもおかしくないような道だった。オフロードではないのでこれからはまともな道を走るようにしよう。でも森林浴を満喫した午後のひと時だった。 8/3 5回目?の給油。セルフで入れたのだが、やはり以前ガソリンが溢れたのはノズルの角度が悪かったのだと気付いた。真上から入れるのではなく少しシート側に傾けると少し奥まで入る。すると自動で止まった。燃費はL41kmだった。今までで一番良かったが、これは前回スタンドで入れたときに店員が目一杯入れ、今回は自動で止まった以上に入れなかったので、その差であろう。 8/4 念願のメーターバイザーをネットで取り寄せ取り付けた。簡単に付けられると思い、一番熱い昼頃に作業をしたが、ヘッドライト周りは配線やネジなど結構複雑で2時間近く大汗をかいて奮闘した。バイザーは思ったより小さく、ぴったりとまではいかないが、割とSTに合い、よりクラシックになった。苦戦したのは、ライトの中にある配線を束ねて固定する金具がライトカバーを外すとネジから取れるのだが、再びカバーを戻そうとするとその金具が固定できないという問題。そこでカバーとライト本体を外したが、いくら考えても手順が分からず結局諦めた。 9/16 久々のプチツー。15時頃思い立って弥高山へ向かった。車で行くときはそう遠くは感じなかったが、バイクでは遠く感じ思ったより疲れた。途中雲が濃くなり少しパラパラときたが、なんとか濡れずに済んだ。弥高山は標高が高いので、頂上まで歩いて登ると、空気がひんやりとして秋の気配だった。帰りは天神峡に出る道を通ったら川沿いの細い道が多く、最初は楽しかったがとにかく疲れた。こんなことでは本式のツーリングではどうなることやら。 10/17 長い間2輪車通行止めで、今年6月に解禁になったグリーンラインを走った。4〜5カ所豪雨被害の爪跡で片側交互通行もあったが、秋の清々しい空気の中、ワインディングロードが気持ち良い。途中にあるファミリーパークで休憩。昔、子供たちとよく来たことを思い出した。シカやクジャクはまだ健在だった。バイクは結構走っていることを予想したが、2〜3台のみだった。帰りは鞆を経由して阿藻珍に寄って晩のつまみを買って帰った。 ![]() ![]() バイク日記Aに続く |
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