バイク日記⑫ 2025.1/2 ～
1/2 毎年正月の恒例の初乗りで、笠岡古代の丘スポーツ公園に行ってきた。晴天に恵まれてそ んなに寒くはなかったが、正月早々風邪をひいてもいけないので昨年と同様イージスの防寒着と電 熱グラブでがっちり身を固めて出発する。 正月の道は空いていているだろうと思ったが、結構交通量が多かった。（私同様、暇を持て余し ている人が多いのだろう。）しかし、田舎のアップダウンやカーブの続く道は走っていて気持ちがい い。 公園に着くと、家族連れが遊具で遊んでいる横を通り、キャンプ場に歩いて向かう。昨年も書いた がこのキャンプ場、ハチやマムシ、さらにはイノシシに注意を喚起する貼り紙があちこちに貼ってあ り、ここでキャンプをする人がいるのだろうかと思わせるシチュエーションである。しかも昨年からは イノシシ除けのつもりか、桜の木に何体もの女性のマネキン人形が括り付けられてシュール感を増 していた。もしキャンプに来ている子供が夜トイレに行くとき、懐中電灯に照らされたこのマネキンを 見たら、きっと恐怖で泣き出すに違いないと想像した。 さて今年はどんなバージョンアップがあるのかと期待しながら公園の奥へと進む。この公園、やた らに広く、東京ドーム何個分とは書いてないが、恐らく7～8個分はあるのではないか？ テニスコー ト、バスケットコート、サッカー場や「どんぐり球場」というメルヘンチックな名前の本格的な野球場も ある。   球場をぬけて一番奥にあるキャンプ場近くのトイレの入り口に新しい貼り紙を発見。写真のような 毒グモ注意の貼り紙だ。セアカゴケグモはよく耳にするがハイイロゴケグモというのは初めてであ る。  キャンプ場に着き、何か変わったことはないかと観察する。すると昨年登場したイノシシ注意の貼 り紙が無くなり、その代わりにマムシ注意の貼り紙が増えたような気がする。マネキンも3体あり、こ れは変わりないかとよく見ると、桜の木に括り付けられたエプロン姿の一体がこちらに向かってピー スサインをしているではないか！ 念のため昨年の写真と比べてみると昨年はしていない。これを 設置した人が誰かは知らないが、なかなか粋なことをするじゃないかとニンマリした。ただ、難を言 えば下半身も省略せずに作ってほしかった。    このキャンプ場、サイトの数は13と少ないが、周りに桜の木が沢山植えられている。寒いので経 験したことはないが、桜が見頃の季節にお花見キャンプをするのもありではないかと思った。調べ てみると年末年始以外は利用できるみたいだが、焚き火禁止なのがどうだかなあ・・・。まあ、春に なったらまた来てみて考えよう。 公園を出た後、これも毎年恒例の近くにある武宮（たけのみや）神社に向かった。急な石段を登っ て本殿に行くと昨年と同様誰もいなかった。そういえば1昨年は宮司さんが1人いてみかんを頂いた っけ。今年一年、無病息災で安全にバイクに乗ることができるよう祈願し、家路についた。   1/16 走行距離が4.3万kmを超え、前回から5千km近くになったので、オイル交換をすることにした。 今回はオイルフィルターも交換しなくてはならないので、カストロールのオイル（10W-40）4Lと一緒 にアマゾンでデイトナ製のものを注文した。  箱を開けてみるとフィルター本体とドレンボルトのワッシャー、オイルを注入するフィラーキャップの パッキンが入っていた。親切である。 Youtubeでオイルフィルターの交換方法を見ていると、フィルターを外すときに「オイルフィルターレ ンチ」という特殊な器具が必要なことに気づき、急遽注文した。ST250のときはカバーを外し、小さ なフィルターをポンと入れるだけだったが、W800は結構面倒である。全部で約6千円かかったが、 前々回、カワサキプラザでオイル交換したときの半額以下だったので、やはりオイル交換ごときは 人任せにせず自分でやるべきである。バイクの構造や仕組みもよく分かるし・・・。 全ての道具を用意し、作業に入る。まず、フィルターを保護しているカバーを外す。ここは前輪の はねた泥などが当たるのでかなり汚れている。ピカールを使って磨いたが、完全にはきれいになら なかった。次にドレンボルトを外しオイルを出すと結構真っ黒だった。全部出し切るまで時間がかか るので、その間にフィルターにレンチを被せ回して外していく。これを回すには四角のレンチか 24mmのレンチがいるのだがどちらも持っていないので、大きなプライヤーで回した。フィルターがは ずれるとここからも結構な量のオイルが出てくる。 オイルが出きったらドレンボルトの栓をし、新しいフィルターを取り付け、カバーを付ける。そしてオ イルを2.9L入れ（フィルターを交換しないときは2.7L） 40分くらいで無事完了した。     1/23 少し前から気になっていたのがタイヤである。特に前輪はツルツル状態で、後輪はまだ溝は あるが替えるときは一緒の方がいいと思い、カワサキプラザに電話した。今履いてるタイヤを聞か れたので、ダンロップのロードマスターTT100GPと答えた。おそらく純正で付いていたタイヤだと思 われるので同じものを希望した。すると見積もりをするので来店し、そのとき前金も持参してほしい ととのことで早速行ってきた。 前のバイクのST250のタイヤが前後工賃込みで3,6000円くらいだったので、結構かかると覚悟は していたが、見積もりは50,435円だった。車に比べるとなんでこんなに高いのだろう。工賃だけで 13,000円だった。でも、オイル交換とは違い自分ではできないので任せるしかない。早くて明後日タ イヤが来るというので連絡を待つことにした。   1/27 先週の土曜日にカワサキプラザからタイヤが入荷したとの連絡が入ったが、土・日は用事が あったため月曜の14時にお願いした。交換作業には1時間半くらいかかるというので、近くのイタリ アンのファミレス（ジョリーパスタ）で遅めの昼食を取ることにした。現役の頃はよく用した店だが、パ スタランチを注文すると値段が300円くらい上がっていた。そしてタッチパネルでの注文。時代の移 り変わりを感じる。食事中にカワサキから電話がかかり嫌な予感がした。こういうときは大概追加の 部品の交換が必要になるとの連絡だ。案の定、ディスクブレーキのパッドがすり減っているので交 換した方がいいと言う。さらに前後のタイヤチューブの口金が錆びて空気が漏れるおそれがあるの でこれも交換したほうがいいとのことなので、全てお願いする。そういえばSTのタイヤ交換をしたと きも、ブレーキパッドの交換をしたのを思い出した。同じようなタイミングで摩耗するのであろう。 食事後、喫茶店で時間をつぶそうと近くの行ったことのある店に行くとなんと閉店していた。それ から１時間以上歩き回ったが、意外と喫茶店はなく、グーグルマップで調べると１軒だけあったが定 休日だった。昔はそこいら中に喫茶店があったものだがこれも時代の移り変わりか・・・。 作業が終わる頃の時間が近づいたので、カワサキプラザに戻った。7,8kmは歩いただろうか？ま あ、いい運動にはなった。着くとまだ作業していたので、2階で待つことにした。フロアの女性が熱 いコーヒーを出してくれ、体が冷えていたのでとても美味しかった。 しばらくすると下から作業が完了したと、スタッフが請求書を持って上がってきた。おそるおそるそ れを見ると、チューブが前後で5,000円、ブレーキパッドが5,430円と工賃が2,000円、消費税込みで 約14,000円の追加となった。 全部合計すると64,108円かかったが、これから当分は安全に走ることができるので良しとしよう。 タイヤを見ると溝が見違えるほどくっきりと深い。やはり○○と畳とタイヤは新しい方が良いなぁ！   |