2/13 少し前から気になっているバイクがあった。ホンダのクロスカブとハンターカブである。カブと 言えばダサいイメージがあったが、この2つは割とスタイルも格好良く、町中でもよく走っているのを 見かける。大抵は若い人が乗っているが、調べてみるととても人気の車種で、注文しても2ヶ月くら い納期待ちの時期もあったらしい。クロスカブは110ccなのに対し、ハンターカブは125cc、スタイル もクロスよりハンターの方が好みである。ただし、値段はハンターの方が10万くらい高い。 もちろんW800は手放すつもりはなく、セカンドバイクとして欲しくなってきた。それに追い打ちをか けたのが、週1回吹矢をしに行っている体育館の職員(CB400を所有)のMさんが黄色のハンター を最近買ったことである。彼と話をしたり実物を見たりしているうちに、益々手に入れたくなった。 色は赤、黄、グレーの3色だが2025年のマイナーチェンジで黄色が無くなったため、2023,24年式 の黄色のハンターの需要が高まり品薄の状態のようだ。市内のバイク屋で在庫がないかと聞くと、 どこもなく、「残念!あったけど、先日売れた」という店が2軒あった。 帰る途中、2号線沿いのスズキのバイク屋があったのでダメ元で入った。ここは以前STを探して いたとき、「生産中止だから無いよ」と系列店で探すこともしなかったので印象が悪かったのだが、 一応聞くだけ聞くと、親切にも調べてくれた。すると、知り合いのバイク屋が奇跡的に1台売らずに 取っておいたのがあるという。価格は本体44万、諸費用を含め約46万だったので即決した。(赤男 爵では50万強だった) ナンバーの登録が2月20日になるという。なぜかというとこの日が大安だか らだそうだ。意外と縁起をかつぐのだなあ。納車の準備ができたら連絡するとのことで店を後にし た。 2/21 20日に電話があり、登録がすんだので納車できるという。その日は予定があったので、翌 日の午前中に伺うと言うと、家まで持ってきてくれるので助かった。 W800の時は決めてから手に入るまで約1ヶ月かかったが、今回は1週間という短期間だった。届 いたハンターカブはピッカピカの新車で黄色は派手だがとてもかわいい印象である。これからいろ いろとカスタムしたりオプションを付けたりするのも楽しみだ。 早速乗ってみるとシート高は意外と高く、W800とそう変わらない。車重は120kgなので取り回しが 楽である。ただギヤチェンジはロータリー式と違って、カブ独特の自動遠心クラッチの4速なので慣 れが必要である。とにかく早く乗りこなせるようになり、まずはしまなみ海道を通って四国を走ってみ たい。 何も付けていないノーマル状態の写真を撮ろうと、2年前W800を買ったときに写した場所に行って 記念撮影をした。 、 ![]() ![]() ![]() 2/26 ハンターカブの特徴は前回記したが、オプションが豊富で自分好みでいろんなカスタムが可 能なことである。FacebookやYoutubeなどでは、実に多くのカスタム仕様の動画があふれているの で結構参考になる。例えばミリタリー仕様や、オフロード仕様など・・・。 私は奇をてらったものよりも実用的、あったら便利なものを中心に付けていきたいと思い、まず最 初にヘルメットホルダーとスマホホルダーを付けることにした。ヘルメットはよくミラーに乗せている のを見かけるが、一度落っことして傷がついたのでハンドルに鍵のかかるホルダーを付けて長年 使用している。大抵のバイクはシートの下あたりにホルダーがあるが、非常に使いづらいので使っ たことはない。そしてスマホホルダーもツーリングには必需品である。 しかしハンターカブのハンドルはU字型というか直線ではないので付けるスペースが少ない。そこ で何かないかと探していたらハンドルバーという便利なものがあったので早速密林でヘルメットホ ルダーとともに注文した。スマホホルダーは以前Kaedearのスマホを支えるところが壊れた(ていう か壊した)時に同じものを買って、台座が2つあったのでそれを使った。ちなみにハンドルバーは同 じKaedear製である。 ![]() ![]() ![]() 3/3 次はこれも必需品のリアボックスである。ハンターカブの荷台はビックリするほど大きくてがっし りしているので、丸っこいものよりも立方体のボックスを付けている方が似合っている。検索すると 実に多くの種類が存在し、どれがよいのか思い悩みむ日が続いた。 まず、容量だが45Lか55L、これは例の体育館の職員のMさんに聞くと55Lがいいというので決 定。密林での評価を参考にし、最終的に選んだのはONETOPという日本の会社の製品である。一 番のポイントはハンターカブに取り組け可能かということだが、コメントを見ると何件かつけていると いうのがあったので大丈夫だろうとポチッた。値段は約17,000円。 届いたものを見るときちんと梱包されており、しっかりとした作りである。中華製だが日本語の説 明書がついていて、早速リアキャリアにマウント(ボックスを取り付けるベース)を付け、ボックスをは めようとするとなぜか固定できない。取り付けるネジ穴の位置をいろいろ試し、小一時間頑張った が無理だと分かり、バイクを買った店に電話した。するとすぐに調べてくれ、その製品はハンターカ ブには取り付けられないという。付けるためにはキャリアかマウントに穴を開ける加工をしないとい けないので店に行きやってもらった。工賃は3,500円だった。 密林の評価を書いた人はどうやって取り付けたのだろう? ![]() ![]() 3/3 何とかリアボックスが付いたので、次はUSB電源を取り付けることにする。キタコというメーカ ーから出ている3,800円くらいのものがあり、ハンターカブに簡単に取り付けられるという触れ込み である。取り付けの動画もいくつか見て、これなら自分でもできそうだわぃと早速注文した。 届いた製品の説明書は、虫眼鏡を使わないと見えないくらい字が小さく、腹が立ったのでそれは 使わず、動画をしっかり頭に入れて作業をすることにした。 まずはヘッドライトのカバーを外し、電源用のカプラー(ソケットのようなもの)を外してUSB用のカプ ラーを取り付ける。キタコのHPの動画ではヘッドライトのカプラーも外すようになっていたが、これが 硬くてなかなか外れない。 一旦中断して、他の動画を見るとヘッドライトのカプラーは外しておらず、作業がしやすいために 外したようだ。ということでこれは外さずに、USBのコンセントから伸びている赤と黒の配線をヘッド ライトのケースの下の穴から通し、ギボシの端子を接続する。 コンセントはそれを付けるための穴の開いたステーがハンドルの下に付いており、ピッタリと固定 できる。(それなら初めからUSB電源を付けておいてくれよ!と言いたくなる。) 配線が終わったので、ヘッドライトのカバーを元のように嵌めようとしたら、配線が増えたせいかな かなか嵌まらない。何とか元通りにして早速スマホを接続すると、ちゃんと充電のマークが出てい たので安心した。 ![]() ![]() ![]() 3/13 さて次は何を付けようかと考えたとき、こいつ(ハンターカブ)のメーターが見えにくいことを思 い出した。針のメーターなら見えやすいのだが、デジタル表示でしかも暗い。空が明るいときは反 射してさらに見えづらいのだ。 そこでメーターバイザーといって風防の一種でメーターを少し覆うようなスクリーンを付けることに した。実はSTに乗っていた時にも付けていたのだが、手放すときそのまま売ってしまった。外して 取っておけばよかった。 これもリアボックスと同じく様々なのものが売られている。中華製の2,3千円のものから国産の1万 円以上するものまで、いろいろあって迷ったが、決め手はやはり購入者の評価である。安いものは ハンター専用ではなく、ステーを曲げたり穴を開ける加工が必要なものが多く、精度も悪いらしい。 国産のものはハンター専用に作られており、ポン付け(加工なしでそのまま取り付けられること)で きる。この「ポン付け」、ハンターのカスタム化をする中で覚えた味のある言葉である。ポンと簡単に 付けられるという意味だろう。 ということで、USB電源を付けたときのキタコというメーカーのものが親切で信頼できそうなので注 文した。値段は9,400円。送られてきたものを見ると、スクリーンもきれいだし、ネジ類も種類別に包 装されている。ただ説明書は相変わらず字が小さい。これは改善して欲しい。 作業工程も簡単で、約15分で完了。メーターが見えやすくなったかというと、評価の中にもあった が気休め程度で期待したほどではなかった。ただスタイルが引き締まり、カッコ良くなったので自分 的には大満足である。 ![]() ![]() ![]() 4/2 今日はセンターキャリアを付けた。 ハンターカブの短所はいろいろあるが、積載量が少ないことである。キャンプをしたり、ツーリングを する時は荷物を沢山積みたいのにリアキャリアしかない。そこでカブ主たちはあれこれとキャリアを 付けることを考える。主なものはフロントとセンターとサイドのキャリア。この内センターキャリアは別 名ベトナムキャリアともいい、その由来はバイク社会のベトナムでは何でもかんでもバイクやスクー ターに荷物を積むため、最初からどのバイクにもセンターキャリアが付いているためらしい。 ホンダのいやらしいところは、オーナーが後から付けたいと思うものを見越し、純正のものを用意 して買わせようとしていることだ。(取付用の穴もバイクにちゃんとある。)しかも高い!純正のセン ターキャリアは1万2,3千円くらいだが、私は全く同じものを7,400円で買った。 そんなに積載は期待できないが、メーターバイザーと同じく多少のドレスアップかな?試しに W800でツーリングの時に使っているマグネット式のタンクバッグを付けてみたところキャリアがスチ ール製なのでピッタリとくっついた。(あまり格好はよくないけど・・・汗) ![]() ![]() ![]() 5/11 5月に入り暖かくなってきたので、キャンプツーに備えサイドキャリアとバッグを付けることにし た。先ずバッグだが、種類や大きさなどいろいろあって結構悩む。革製のがっしりしたバッグもいい が、アメリカンならまだしもハンターには似合わず値段も高い。 そんな中でKEMIMOTOというメーカーはアマゾンの評価も高く、値段も手ごろ(\7,680)なので12L のサイズを注文した。 次にキャリア(サポートとかステーとも言う)だが、折角なら同じメーカーのものがよかろうと、よく 考えずにポチった。(\7,999)。しかしよく見ると届くのが3週間後!「しまった。酔った状態で注文す るんじゃなかった!」 以前、酔ってヨガマットを注文したら、翌日同じものが2つ届き、高い手数料 を払って返品したことを思い出した。今回は運よくキャンセルができたので、改めてFASTPROという メーカーのキャリアを注文した。(\5,260) K社のキャリアはパイプ径が細いのに対し、この方は径 が太くがっしりとした感じだったのも決め手だった。 キャリアの取り付けはとても簡単で、工具・書類入れの小さいボックスを外し、さらにテールランプ とウィンカーを止めてるネジを外して、3点のネジでキャリアを固定する。そしてキャリアに開けてあ る2つのネジ穴に、外したボックスを止めて戻すだけの「ポン付け」だった。上の3点だけでの固定な ので強度が心配だったが、とてもしっかりとしていたのでF社で正解だった。 ボックスは4本のベルトでキャリアに固定するが、脱着が少し面倒そうだ。でもツーリングの時だけ の使用なら問題はないであろう。レインカバーも一応付いている。 このボックス、気に入ったのでもう一つ買ってW800でも使おうかと考えている。ただ左右のキャリ アを付けるときにウィンカーが干渉するので、ウィンカーをナンバープレートの近くに移設するという 改造が必要らしい。 ![]() ![]() ![]() |