バイク日記B 2020.4/14 〜8/10


 4/14  県北の東城に3大桜という桜の巨木があり、そろそろ満開のようなので出かけてみた。順番は最初に森湯谷の山桜。国道からわき道にそれるところで少し迷ったが、何とか着いた。前に来たことがあると思っていたが、初めて見るものだった。(忘れていただけかもしれない。)満開とまではいかず、8分咲きくらいだったが、見事だった。見物客は3〜4組ほどいたが、同じ年頃の男性の下にドローンがあったので、「ドローンですか?」と聞くと「操縦が上手くできなくて飛ばせなかった」と残念そうに言っていた。そうか、ドローンというのはこういう使い方があるのかと自分もやってみたくなった。 そばに3mくらいの桜があり、看板をみるとクローンと書いてあった。クローンとドローン、いい組み合わせだ、と一人ほくそ笑んだ。

    

 次の要害桜に向かう途中、前方の山頂に雪が。この時期桜と同時に見られるのが珍しく、バイクを止めてパチリ。前にも何度か来たことがあったのですぐに見つかると思っていたが、道が工事中で迂回したため結構迷った。ネットで前もって調べたら、森湯谷の桜と要害桜の見頃は、どちらも昨年は4/15とあったが要害の方はまだ蕾か咲き始めという感じだった。残念。

    

 最後は小奴可から東に向かう千鳥別尺の大桜だが、3回くらいは来ているはずなのにまたしても迷う。地図の看板を見ていたら車で通りがかった地元のおじさんが「何を探しとるん?」 私が「千鳥別尺の大桜」というと道を教えてくれ「まだ咲いとらんよ」とも。ネットではここが一番遅く4/28と書いてあったので分かってはいたが一応行くことにした。
 ここも道路が工事中で(観光客用に道を広げているようだった)、当然ながら誰もおらず、蕾の色さえなかった。近くの普通の桜は満開だったので自撮りをして終了。12:30に出発し、160km走り4:00に帰宅。久しぶりの遠出でさすがに疲れた。

    

※その後5/1にあとの2つを再訪した。要害は完全に散り終わり、別尺は少し残っていたが、すぐそばの白い山桜?は満開で目を楽しむことはできた。

 5/5  2回目のオイル交換。走行距離が9985kmになったので今回はオイルフィルターも一緒に交換した。オイルは前回買った4L入りの残りがあったので、Amazonで事前にドレンパッキン(内径14mm,10枚入り)とオイルフィルター(外径60mm高さ32mm内径12mm)を購入しておいた。まず17mmのスパナでドレンボルトを外そうとしたが何度金槌で叩いても回らない。ここで逆向きに回そうとしていたことに気づくという情けない失敗。さらに左手の小指から出血。下向きについてるボルトを外すには手前から見て左方向にスパナを回さなくてはならない。前回も同じことをしたような気がする。オイルフィルターのほうは簡単だったが次回の交換時にはパッキンも買えた方がよい。

 8/9 久しぶりにバイクを洗車。その後小さな錆があちこちに出てきたので、ネットに載っていた台所クレンザーを使って磨く。傷が着きすぎるのを恐れて布にクレンザーを付けてこすったのであまり落ちなかった。マフラーの先に1〜2cmの傷がかなり錆びていたので、それを隠すために車用の銀のペイントを塗る。そういえば岩屋権現でのとんでもないアクシデントから丁度1年が経とうとしているんだなあ。
 洗車をしているときに前輪のタイヤの空気が減っているような気がして、指で触ってみると凹むのが分かるくらい減っていた。以前、バイクでも使える空気入れを持っていたが、安物だったので壊れて捨てていた。早速ユーホーに行ってみると2種類あり1つは2500円、もう1つは800円くらいだったが迷った末前回と同じ安い方にした。
 前輪の空気圧は175と書いてあったがメーターが大雑把なの200弱くらいまでで適当に入れたらカチカチになった。乗り心地を試すため、いつものコースを走ってみると全く乗り心地が変わっていてコーナリングも心なしか軽快になったような気がした。しかし早く気付いてよかった。危うく事故を引き起こすかもしれなかった。やはり異常を早く発見するためにも、普段からこまめに整備や洗車をすべきだという教訓を得た。                    

  8/10 昨年に続き山の日に山の中をバイクで走るという恒例の行事を行った。今年行ったのは「岩室観音」という場所である。かつてはよく来て、のんびり本を読んだりしていたものだが、この数年行こうと思ってもどうしても場所が分からず、行くたびに山の中をグルグルと探し回ることが続いていた。そこで前日に思い立ち、Googleで場所を確認し地図も印刷して、今度こそは迷うまいと昼過ぎに出かけたが、案の定途中で迷い「岩室観音」の標識を頼りに何とかたどり着くことができた。なぜ迷うかというと、一つは標識が不親切で分かれ道のところにないことと、山の中がどこも同じような道ばかりで自分の記憶に頼るとそれが間違っていることが多いためである。どちらにしろ、自分の方向音痴度がますます酷くなっていることを実感した。最初の分岐点が大事なのにそこには何も標識がない。次回迷わないよう、帰りに写真を撮っておいた。2つ目の分岐点も分かりにくく、最初は見過ごして途中で引き返した。やはり、来る人が少ないのか前に来た時よりも道は荒れていて、お堂の上の見晴らしのよい岩に上がるときも、草が茫々で蛇が出ないか心配だった。でも、何とかたどり着くことができて一仕事したような感じだった。春にはしだれ桜も見に行こうと思った。

    

    


 バイク日記Cに続く